個人でのウィンタースポーツでの活動は前回のブログで書きましたが今回は日本スポーツアロマトレーナー協会での活動のお話。
当時、福島県にも協会の認定校があり、その認定校のご尽力で福島で行われている「FISワールドカップフリースタイルスキー大会」での協会の活動が決まりました。
福島県が遠い事はよくわかっていたのですが、やはり自分がしていたウィンタースポーツですから、迷わず応募し参加させて頂きました。
確か当時は本当にお金がなかったので夜行バスで向かったと記憶しています。(夜行バスで色々いきましたね(笑)今はスポーツアロマトレーナーとして私自身のコンディショニングも大切なので、夜行バスでは移動しないです。)
全国からスポーツアロマトレーナーが集結し、世界のウィンタースポーツのトップ選手のケアに!!
選手の皆さんがご飯を食べたりインターネットをするお部屋で、受付をして、毎日ドキドキの連続でした。
この大会はモーグルをはじめ、スキーのハーフパイプやエアリアル(ジャンプ)などの種目が行われており、日本人選手も「あ、テレビで見たことがある!」と思うような方がいらっしゃいました。
出場選手の多くが外国人選手である大会だったので受付も全部英語で、もちろん私もケアに関する英語を一生懸命覚えて行ったのを懐かしく思っています。
初めての外国人エリートアスリートのケア。もっと緊張感のある時間かと思いましたが、外国人選手は本当にオンオフが上手で、私達のケアをとても喜んで「はぁ、いい香り」と言ってお部屋に入ると大きく深呼吸をしていた方が多かった事は印象的でした。
フランスの選手だから香りに慣れているかとお花の香りをご提案したり、怪我で不安を抱えている選手には安心感を感じて貰うように最後にジェルを塗ったり。
アジア圏の選手はトレーナーさんを連れて来てらっしゃらなかったので(その国により、メジャースポーツは違うので)毎日のように強いパワフルなトリートメントを依頼されました。
一方でアロマセラピーの発祥である、フランスやイギリスの選手、ヨーロッパの選手はリンパを流すような優しいトラディショナルなトリートメントを好む事も実体験として感じました。
とにかく、目の前の選手が有名である。という事はすぐどこかにいってしまい今この時間をリラックスや回復に使って頂けるように。と丁寧にケアを。
期間中最後には、監督やコーチも、時差ボケやストレスのケアにと受けて頂いたりして、それも日本とは違うなぁ。と勉強になりました。
世界ではスタンダードなオイルを使ったトリートメントを身につけたからこそできた経験!
そして最高なご褒美、私が活動に行った翌年は冬季オリンピックが開催され、たまたまケアに入らせて頂いた方は翌年冬季オリンピックで金メダルを取られました。
そういったラッキーも重なり、どんどんスポーツアロマに私自身がのめり込んでいった時期です。
この時、ラッキーにもその選手に入れたのはたまたまなのですが、一人でも多くの人に触れたい為に、ご飯休憩はかきこみ飯笑笑
もちろん先輩はゆっくり食べておいで。と言ってくれてましたが、休憩は活動が終わってからでもできるから。と早飯で返ってきたからこそ出会えたのかも(それが正解かはその時次第ですが)と思っています。
ちなみに今もお昼ご飯は立ち食いに近い状態で食べる時やメールを返しながらする時もありますが、トレーナーの仕事はそういうものだよね。とよく仲間で笑っています。
ブラックな働き方と言われるかもしれません。でも、ゆっくりご飯を食べたいのか現場経験を積みたいのか。でする事は変わってくると思います。
トレーナーの仕事は本当に大変。だけど同時になかなか出会えないような場面に出会える事もある。それがご褒美と思って仕事をしています。
世界でスタンダードであるオイルケアを習得して、外国人のケアもしたい。という方であればスポーツアロマトレーナーの資格はとても活かせるあなたの強みになると思います。
是非スポーツアロマトレーナーになって一緒に活動しましょう。
お問合せは公式LINEからお待ちしております
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