アロマセラピーってどこか優雅な女性が、趣味でいい香りをお部屋に香らせたりまったりタイム、美容タイムに香りを利用したりするイメージが強くないですか?
私もその一人で、美容や優雅な時間とかけ離れた私は最初興味がありませんでした。私が好きなのはスポーツとお笑い。どこにもその共通点はないと勝手に決めつけていました。
ですが、私は全然違うあるきっかけで(以前のブログに書いているので読んで頂けたら嬉しいです)アロマセラピーに出会います。
学び始めて面白くてとにかくたくさん自分に使ってみました。
試験の時や緊張する大きなプレゼンの時に頼りになる自分だけのブレンドを使ってスプレーを作ってのぞんだり、
打撲した時や、事務作業が続いた時の肩凝りへのアプローチなど。
特に書籍に〇〇がいい。などと書いてあれば本当にそうなのか。を自分で使ってみる事を大切にしてきました。
私達の体調には、精神的なものも含めて色んな事が影響します。なので病気になる前のちょっとした不調に、アロマを使ってアプローチする事はとても素晴らしい事です。
アロマを美容や癒しとして使うこはもちろん、ちょっとした不調に早く気づく、また大事になる前に手当てする。は「おばあちゃんの知恵袋」的なものです。
そう思うと、スポーツアロマトレーナーがより多くなり、一家に1人いたら良いなぁ。と常々思っています。
アロマを医薬品のように使う事に正直、興味はありません。そうなると医師免許や薬剤師などの免許が必要になります。私も鍼灸師という資格を持っていますが、
最近インターネット上で見かける「アロマで癌が、、、」のような表現はあまり好きではありません。癌の方の気分不調や、痛くて辛いご気分に対してアプローチする事はアロマに期待されていることの1つかもしれませんが、薬のように「治る」と言う表現をみると非常に悲しくなります。
アロマは医薬品ではないからこそ、私達が簡単に自分の好みに合わせて、自分で自分の体調を鑑みケアをする事ができる最高のツールです。
私達のやっている事に意味がある。という事を証明する事と、医療に取り入れられている事とは全く別物です。
だからこそ、私達は精油の質や保管法、診断をする為ではなくクライアントがどうなりたいか、どうしたいのか、私達がする事がその人を傷つける事がないか。を聞くカウンセリングをします。
また、何かの疾患でお困りの方が本来の原因ではなく、それに付随する不快症状や気分を変える(すっきりさせる、リラックスさせるなど)にアロマセラピーを医療現場で使う事は素晴らしい事だと理解しています。
この違いを間違えてはいけないと強く考えております。
私達がする事が大切な家族や友人の為になり、そこに笑顔が集まるように、一家に1人、スポーツアロマトレーナーがいて、
そして正しい知識とケア方法でみんなが笑顔になる事ができたら。と思っています。私が講師をしているのは、偉くなりたいからではなく私一人ではこの目標は達成できないからです。
こういったお話しは授業の中でお伝えする時間は中々ないのですが人の身体に何か変化をもたらす仕事(それがアロマであれ、会話であれ)をする方は常に心掛けていて欲しいと願っています。
手から愛情を届ける事は素晴らしい!!
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