バスケットボールワールドカップが始まりましたね!!
夏はスポーツ観戦が忙しいです。私は身体を動かすのも大好きですがやはりどの競技でも世界最高峰の大会は圧倒的な技術と迫力でついつい観戦にも熱が入ります。
昨年、日本スポーツアロマトレーナー協会の活動で国体バスケットボール競技会場でのケアをさせて頂きましたが、印象に残っているのが監督やトレーナーの方々が実際私達のスポーツアロマを体験してくださり、
バスケットボールとスポーツアロマはまだ認知が低かったですが同時にアロマだけでなく怪我の予防や、ストレスの緩和、早期の疲労回復などのケアがまだきっちりされていないという事をたくさんの地域の方々がお話しくださった事です。
どの競技もそのような情報が広がらないとトレーニングや技術面の事の方が先で、ケアはその次になる場合が多いです。
これは、統計を取っていないので私の感想になりますが、日本人は休息をとる事が上手でないのは、競技をしている人のみならずオフィスワーカーでも一緒なので、きっと休むより練習する、鍛錬する事が得意な人種なのかもしれません。
それが、特に体格では圧倒的に日本人はハンデがある中で技術力が高い事に繋がるのかもしれませんが、やはり根性論だけではスポーツはできません。
幸いにも私が国体でお話しした方々はこういった身体のケアは必要だとご理解頂き、身体のケアもしていこうと思うと言ってくださった方々ばかりだった事に、愛を感じましたしもっと私も啓蒙普及を頑張らないとなぁ。と感じました。
どんなにいい物でも知らないと取り入れられないですからね。バスケとスポーツアロマの将来を感じてやっぱり私も仲間を作りスポーツアロマをもっと広げたいと思いスクールを始めたたくさんの理由の中の一つです。
本当にいいものなら私だけではなく、スポーツアロマトレーナーの皆さんが様々なご縁のある選手やスポーツ関係者の方々のケアに携わって欲しい。
なので、授業では惜しみなく、そしてその時々に体験した現場の最前線の情報や、もちろん研究等もどんどん出てきますので、そういった情報も逃す事なく皆様にお伝えしていこうと思っています。
バスケットボールは、小学生くらいだと足関節の捻挫や突き指が多いですが高校生以上くらいになると、肉離れやアキレス腱損傷・断裂、膝の靭帯や半月板の損傷、そして疲労骨折などが増えてきます。
激しいコンタクトがあった際の突き指や顔面部のケガ、骨折などはスポーツアロマをしていても残念ながら防ぎようがありません。
但し、同じ骨折でも疲労骨折はしっかり筋肉のケアをしていたり、そこに疲労がたまっている事がわかっていれば防げますし、その他のケガも日々のケアで防げる場合が多いです。
競技の直前などではスポーツアロマは上級者か、直前などはやらない方がいいですが(しっかり洗い流せる事、筋肉を緩めすぎない事が必要なので)
競技後はトレーナーが疲労回復の為にケアをしてもいいですし、もちろんお母さまやお父様がしてあげてもいいかと思いますし(ちゃんと信頼できる人に習ってくださいね)選手本人がセルフケアとして練習が終わったらケアをする事を習慣づける事もいいと思います。
脚のケアもそうですが、身長が高い選手が低くしゃがむ事も多いですし、腕を良く使うのでその影響で上背部の筋肉が硬くなり、腰痛を発症する場合も結構多いです。
スポーツ直後のケアは間違ったケアで二次損傷を起こす場合もありますがオイルを使用する事でその危険性も低くなります。バスケとスポーツアロマは相性がいいように感じています。
トレーナーさんの手技の1つとして取り入れたい方や、お子様がバスケをしている親御さんまで、是非一緒にケアの手法を学びましょう。
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