今日はスクールを始めるまで、どういったスポーツアロマ活動をしてきたかをお話しします。
資格取得をした私は、1年程度はスポーツアロマトレーナーらしい事はできていませんでした。1歩の踏み出し方がわからない。。。
もしかしたら今一緒の気持ちの人もいるかもしれませんね。
私は協会(日本スポーツアロマトレーナー協会)の活動が初めてのスポーツ現場での活動でした。
当時の活動はトレーナーとしてもアロマを使用したケアがスポーツのコンディショニングに役立つという事もまだまだ知られていない時代でしたので、
現場で活動するトレーナーの先輩がどうしたらスポーツアロマのブースに来てくれるかを試行錯誤していたり、一方で初めて活動に来た人がこまらないように身体を貸してくれて選手がくるまで練習に付き合ってくださったり、
私達活動経験が少ないトレーナーは先輩のタオルの交換のお手伝いや、手技の観察、先輩が選手と話す会話で疑問を思った事や様々な現場ならではの工夫などをメモするような熱心な人も多かった気がします。
ピリッとした空気がありましたが、スポーツの現場ではそれが当たり前ですので、今となってはそのような現場活動に参加できた事は本当にありがたい事です。
その当時はまだアロマテラピーの世界ではリラックスや美容が日本でのスタンダードでしたし、スポーツ選手もリラックスが必要でラベンダーは万人が好きな香りであるとどの書籍にも書いていたのですが、実際のスポーツ現場での香りの嗜好調査をたくさんのアスリートにした結果は理由と共に今のスポーツアロマトレーナー資格取得コースの中でもお話しをしています。
全ての事に、本にはこう書いてあったけどそれは本当か。疑うというより自分の物にする為に嗜好調査や自分だけのこの時にはこの精油。というものを見つけるようになったのもこう言った経験があったからです。
数年前にサンダルの金具が足の甲にあたっていて皮膚がめくれるような怪我をしたんです。(絶対マネしないでくださいね)怪我の治りが速くなる。と書いてあったとある本を読んで、そこに原液でラベンダーの精油を塗布しました。
見事に化膿しました(笑)そう、薬がない場合や軽度の場合には役立つのかもしれませんが、皆さんが何かを塗りたい、痛いと思うタイミングでは植物の濃縮エキスである精油は危険です。
でも、本を読んでなんの疑いももたないまま講師をすると、勘違いさせるような、まるで精油は万能薬のようなお伝えの仕方をしてしまっていたかもしれません。
そういった意味では結構自分の身体で試してみているので、是非お会いした時に聞いてくださいね。
※日本では精油は雑貨です。また基本的にはアロマの原液使用、及び飲用はお勧めいたしません。海外でそのような使い方はそこまでメジャーではありませんし使用する際はドクターや薬剤師の指導のもとに行われています。
この精油は100%天然だから大丈夫。このメーカーは精油のパワーが違うから。など根拠のない説明を信じて大切な人を傷つけない為に正しい知識を一緒に身に着けましょうね。
スポーツアロマの授業ではアスリートやプロ選手からお子様まで安全に精油を使用する事もお伝え致します。
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