タイトルのこれ、鍼灸学校などに講習で行く時に、特に国家試験前あたりによく聞かれる事です。
「頭がよくなるアロマは無いんですか。」とも言われます笑
頭がよくなるというとちょっと違うのですが(何かをしたから急に記憶力が良くなるわけでもありません。毎日の積み重ねで国家試験を受けるにはそれなりの時間と量が必要です)学習をしてそれを理解し、覚えるという事には脳が大きく関わります。
アロマオイルの香りは神経系に影響を与え、クリアな思考や注意力をサポートすることがあります。
【ブレンド例】
・クリアマインドブレンド:
- 3滴 ぺパーミント
- 3滴 ローズマリー
- 2滴 レモン
・フォーカス&クリアブレンド:
- 3滴 ローズマリー
- 3滴 レモン
- 2滴 シダーウッド
・メンタルエナジーブーストブレンド:
- 4滴 ユーカリラディアタ
- 2滴 ペパーミント
- 2滴 オレンジ
・クリアヘッドブレンド:
- 4滴 レモン
- 2滴 ローズマリー
- 2滴 ラベンダー
アロマオイルの濃度や種類に敏感な人もいるため、集中力を高めたいからとずっと瓶を嗅ぐ事は控えましょう。
使い方としては、例えばこのブレンドを活用し、スプレーを作っておきます。作り方はアルコール対応のスプレーボトル(20ml)に、無水エタノール5mlを入れ、上記のブレンドで精油をそれぞれ入れる。できたら15ml精製水を入れ合計20mlのスプレーを作っておきます。
気分を変えたい時や集中したいタイミングで空気中に数プッシュし香りを嗅いでみてください。(お顔以外でしたら多少お肌についても大丈夫です)
どれも頭がクリアになる香りのブレンドですので、スポーツをしている人なら、ハーフタイムの時に使って後半の集中力アップのサポートとして。
比較的試合時間の短い1発勝負のようなスポーツの時はその試合前に。
お仕事等でプレゼンや大事な会議の時は、朝頭がすっきりしていても昼食後などはどうしても頭がぼーっとしてしまうので、昼食後お腹がおちついたら休憩の最後に。
そして国家試験の時は午前と午後の間に。
実際私はいきなり国家試験の時などに香りを使うのは少し不安だったのでお気に入りの集中力アップの香りを学校の試験のタイミングで使っていて、いい感じがしたものと同じ香りの物を国家試験の時、トイレの個室で使って午後の試験にのぞみました。
国家試験の時は昼食も試験会場と同じ部屋なので、食べ物の匂いに部屋がなってしまいます。そんな中で私は部屋に戻る前にアロマの香りを嗅いですっきりしていたので、午後の方が緊張も取れ、スコアが良かった事を覚えています。
ここぞという時に使える香りって日本人は意外かもしれませんが、外国の人は、結構香りに慣れてらっしゃるので、とある競技のプロチームの試合前のロッカーはそれぞれの選手の好きな香水の香りがするそうで、選手から「試合前のロッカーは香水だらけですごいんです」と聞いた事があります。
その選手はいまから試合なのだから汗くさくなっても関係ないのに。と笑ってらっしゃいましたが、私はそれを聞いて最終のメンタルコントロールに使っていらっしゃるのだな。と思います。
女性のおしゃれだけでなく、その時々にあった香りは、脳へ伝わり、様々な影響を与えてくれます。もちろん良くも悪くも。
ですから、嫌いな香りやきつすぎる柔軟剤の香りは悪影響を及ぼす場合もあるという事は選手だけでなく選手をサポートするご家族やトレーナーもしっておいた方がいいですね。
今日は集中力をアップする香りのお話しでした。是非参考になさってください。