頂いた質問にお答えします!
「アロマを使うと、その香りはどれくらい残るのですか?」と質問を頂きました。
アロマの香りの残り方は、いくつかの要因によって異なります。以下にいくつかの要因を挙げて説明します。
①香りの濃度: より濃厚なエッセンシャルオイルを使用すると、香りがより長く持続する場合があります。濃い香りのオイルは、香りがより強く残りやすい傾向があります。
②香りの種類: エッセンシャルオイルの種類によっても香りの持続時間が異なります。一部のエッセンシャルオイルは比較的速く揮発する一方、他のオイルは長く香りが残る場合があります。
香りの種類によって
トップノート
ミドルノート
ベースノート
という分け方をするのですが、柑橘系などの香りはトップノート、ヒノキ、サンダルウッド、ベチパーなどはベースノートに分類されます。
③使用場所: 香りの持続時間は使用場所にも依存します。開放的な空間よりも、密閉された空間では香りがより長く残ることがあります。
④周囲の環境: 温度、湿度、風などの周囲の環境条件も香りの持続時間に影響を与えることがあります。
一般的に、アロマの香りは数時間から1日程度まで持続することがあります。ただし、香りは個人の感覚によっても異なります。人によって感じ方や香りの持続時間に違いがあるため、自分に合ったアロマの使用方法を見つけることが大切です。
スポーツアロマにおいても、香りの持続時間を考えて使用する場合があります。
例えば海外遠征、合宿などでいつもと違う環境になるとなかなか眠りにつけない方には、
ラベンダーやカモミールローマンなどの優しい香りをブレンドルームスプレーを。
気分が落ち着いて、ゆっくりした時間を過ごせるようにと、スプレーだと香りの持続が長くないので不快になり過ぎないのでおすすめです。
試合中などに香りたいという時はバームなどに柑橘系やペパーミントなどの香りをブレンドして、鎖骨あたりや首、または手首などにナチュラルな練り香水として使ってみてはいかがでしょうか。
ふとした動作の時に香りとして感じやすいトップノートの香りを使う事で、集中力が切れた時に気分の切り替えになりますよ。
筋肉の疲労を緩和したい時はアロマやハーブが配合されたバスミルクやバスオイルを使用し、湯舟へ。水圧のマッサージ作用とお湯の温浴の効果、そして香りのリラックス作用を使って筋肉の疲労を早期に回復!疲れた1日の後にお勧めです。
香りというと詳しくない方は、芳香剤や化学薬品の配合された柔軟剤や化粧品などの香りをイメージされる方が多いですが、
アロマは100%天然の植物から採られるナチュラルな香りなので、安心してお使い頂けます。(もちろん嫌いな香りや何か嫌な出来事を想い起こすような香りを無理やり使う事はNGです)
私のサロンでも様々な香りのオイルを使用しますが、換気をしていれば次の日に気になるほど残る事はありません。
という事で様々な要因でどれくらい残るのか。というのは変わってきますが、数時間から1日程度と考えて頂ければと思います。
是非生活に取り入れてみてくださいね。
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