日々、あぁもったいないなぁ。と感じる事を。トレーナーを目指す方向けの記事です。
例えば、何人か所属先が違うトレーナーがチームの大事な試合や、合宿等のケアに呼ばれることがあります。
常時いるスタッフさんだけでできないというより、チームに常時いらっしゃるスタッフさんも満身創痍。そんな時にケアの日を決めてより多くの選手の疲労回復をお手伝いする事で円滑に回す為です。
どこかに所属しているなら自分がそういう事をしたいと明言しておくのもいいでしょう。
私にお声がかかり同じようにスポーツ選手にアロマができる人がいれば数人紹介してください。というありがたいお話しがある時もちらほらあるのですが、(この場合医療従事者である事などチームにより条件は違います)
条件に合う人で今までたくさんアロマを教えてきたので、声をかけた際に「最近アロマをしていないのですが、その日までできるだけ練習します!」のようなお返事が返ってきますが、
残念ながら選手は練習台ではありませんので、最近アロマの施術をやっていない。という人にはお願いできません。
せっかく得た知識や技術は常に最新のものに自分でスキルアップしておかなければなりませんし、最低限はその技術を繰り返しやっておいて欲しいのです。
これって難しい事でしょうか。
接骨院で忙しく働いていてそこにアロマのメニューがない。という現実もよくわかりますが、だったら家族や友人に自分ができる事をやらせてもらっておいて欲しい。
よーくビジネスの世界でも「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉を聞きますが、チャンスはなかなかやってこないし、そのチャンスは掴む側に準備ができていないと掴むことはできない。という意味です。
スポーツに関わるお仕事はまさにそうで、時間がないのはみんなも一緒です。あぁもったいないなぁ。と思ってしまいます。
また、見事選ばれその場に行った時も同じような事を感じます。
持ち物等、自分でできるだけシュミレーションして準備できているでしょうか。大会活動等にいくと、「タオルや使用するオイル、テーピング等は用意してます。」とアナウンスがあった時にあなたは本当に手ぶらでいきますか?
当然あるだろうけど、何か書く事があるかもしれない。とペンを持っていったり、汗をかいて選手に不快に思われないように着換えを持っていこう。とか、ウエットティッシュを持っていこう。とか。ビニールシートは何かで使えるかもしれないから1枚は荷物にいれておこう。等考える事は現場に行く前からたくさんあります。
もちろん失敗して経験を積むことも大切ですが、2回目にお会いした時に1回目と同じように何も持ってこなかった方に再度お声がかかる事は非常に少ないです。
そして先輩トレーナーはそういうところを見てくれています。
もってこなくても持って来てもどちらでもいいのですが、やはり選手の為になにができるか。もしくは自分の仕事が円滑にできるようにどんな準備ができるか。を考えている人にまたお願いしたいですよね?だって選手を大切にしてくれるトレーナーさんに任せたいですよね?スポーツは厳しい世界です。
選手も華麗にみえますが、どの競技の選手も泥臭く、練習を積み重ねてその華麗さを私達に見せてくださいます。
トレーナーだって同じように、日々の準備が大切です。
チャンスはどんなところからやってくるかわかりません。少なくとも私の人生はいつもそう。どうしてそんなラッキーなのですか?と聞かれることがありますが、きっとそのようなラッキーは、いつお話しがきてもできる準備をしておくことをやりたい事をどれだけばかにされても公言しているからなのかな?と思っています。
技術に力を入れるのももちろん大事ですが、やはり数をこなしておく事は大切です。
これも準備の1つです。特に身体の大きな競技のケアに入った事がある?と聞いた時に、周りもクライアントも大きな人はいなくてやった事がない。という場合も、声をかけてはみたものの、見送る場合があります。
英語なんかもそうです。外国人選手との接点がないので。と答える方も多いですが、これだけ日本に外国人が来ている時代なので、道案内をかってでたり、オンラインレッスンで英会話をしておくなり、準備の方法はいくらでもあります。
さぁ。今から自分がどんな夢に向かって歩みたいか考えて1つ1つ準備しておきましょう。
夢を叶えるのは他人ではなくあなた自身です。